社長|渡辺安彦 2024.07.21
富士宮市山宮で古民家の建て直し工事を始めました。
30年ほど前にお付き合いが始まったころ、亡くなったおじいさんには
200年前の家とお聞きしたので今では230年前?
なので建てられた時代は江戸時代ということになります。
今でも家の中の黒光りした頑固な大黒柱や梁に見入ってしまいます。
渡辺建築はこれまでも古民家の建て替えに携わってきましたが、
家自体は現代の構造と性能として
既存の材を思い出材として要所に使いこんできました。
今回はお施主様をはじめ、身内の方からもぜひ骨組みから残してほしいという要望があり
私としても、「それならやってみましょう!」ということになりました。
古民家をそのままにしたリノベではなく
一度解体して、現代の建築に取り込む
間取りは田の字に生活感を加えてアレンジしたうえで、耐震と性能を確保します。
とても難度の高い仕事になりますが
江戸時代の大工と、この家を磨きこんできたご先祖さんたちもきっと納得してくれることでしょう。
何よりも「この家を大切にしたい」とおっしゃっているお施主様ご家族に満足していただきます。
CATEGORY
ARCHIVE