社長|渡辺安彦 2024.10.28
古民家の古材取り外しを行いました。
天気が変わり、雨が残る天気でしたが埃押さえに良い程度
古民家の桁組は今の組み方と違い、
なるべく継ぎ手とあり落としを無くした長物が多いのが特徴です。
梁は木の大きさを生かした幅広な材を十文字に組んであるので
歩きやすく、全体で揺れる感じです。
差し鴨居は太い欅の大黒柱へ姿に掘り込み
ほぞ抜きしてしゃち栓引きと
機械の無い時代によくやったものだな~
見える所はちょうな仕上げ
隠れる所は鋸引きのままですがそれがまた木挽きの跡
昔の職人にはほんと感心させられます。
古の職人が手掛けた材を新しい家で大切に再生していきます。
CATEGORY
ARCHIVE