建築|渡辺卓馬 2025.04.11
富士宮市での古民家再築現場では天井施工を終えました。
天井板に杉板を採用し、古材とともに経年美化を愉しませてくれる仕様になっています。
表しの梁に使われている古材は製材技術が発展する前の時代の材料のため、真っ直ぐになっている訳でも四角く整っている訳ではありません。
そこで杉板をその曲がりに合わせて加工しながらの手作業が必要です。
歴史の詰まった古材達に杉板を擦り付けながら
自分の手仕事で施工した杉板もこれから永く受け継がれていくのかな。そうだとしたら幸せであり、綺麗な仕上がりを目指さなければ。
と考えていました。
天井施工を終えたら床施工へ進んでいきます。
建築 卓馬
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