建築|渡辺卓馬 2025.05.07
先日、富士宮市での古民家再築現場にて杉床の施工を行いました。
渡辺建築では無垢材の中でも肌触りや経年変化で深みが増す観点から杉や檜をふんだんに化粧材として使用します。
そこに共感いただいたお施主様に永く愛着を持って住まいを愉しんでいただけるように丁寧な施工を心掛けています。
その仕込みの一つに含水率のチェックを行っています。
化粧材は10%以下の材料を使用するようにして施工後のワレや縮みのリスクを最小限に抑えています。
現場に入った材料をそのまま施工するのではなく、一度チェックするコトで仕上がりとその後永く無垢材の良さが続く住まいへ仕上げていきます。
こうしたひと手間を惜しまず丁寧な施工をすることで完成時に美しい仕上がりであり、そこから深みがまして愛着の湧く家になると考えています。
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